高校合格へのアドバイス
「これはわかっていると思うよ」の罠
「わかっていると思う・・・」
この「わかっていると思う」という漠然としたものをあてにしたり、信じたりすると高校受験合格にとっての落とし穴になってしまいます。
よく学校の先生、塾の先生、家庭教師の先生に「ここはわかった?」と聞かれると「わかった」という生徒さんがよくいるようです。
生徒達も説明を聞いて「わかった」気になっているので、その場は「わかった」と答えるようです。
生徒によっては例えば、方程式の計算問題が数問とけただけで、「わかっている」と思い、「方程式の所はわかっている?」と聞くと「大体わかっている」と答えてしまうようなケースもあります。
結局ここで何を伝えたいかといいますと、わかっていない子ほど「わかった」と言うケースが多いという事です。
受験の為に本当に必要な情報とは?
高校受験情報や偏差値情報は高校選びに必要な情報ですが、高校受験に一番必要な情報に目を向けようとしない受験生の方を時に目をします。
志望校選びが出来たら、高校受験情報よりも、
生徒の現在の学力、志望校のレベルと今の自分の学力のギャップ、生徒の性格、やる気などの精神状態、体調などの情報がとても大事になってきます。
受験情報に振り回されない事
高校受験が近づいてくると、受験情報や、高校の情報を調べる方が多くなります。
当然、自分の受けたい学科や高校、受験可能なレベルの高校についての情報を集める事はすごく重要です。
ただ、受験情報を調べるあまり、なぜその高校に行きたいのか?という本来の目的からずれてしまい、行きたい高校を調べる事が目的だったのに、高校情報を調べる事が目的にすりかわってしまい、結局行きたい高校に行くというよりは、
「偏差値が高いから高校を選んだ」という生徒や、「受験情報にもすすめてあったから選んだ」という方もいるようです。